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山ブログ

山間部

2015年

服従

服従

前半はあまりコードを書かない年だった。後半はそれなりに書いた気がする。

2015年の後半からコードレビューをする習慣が少しついた。それまでは一人で書き散らかして一人で昔の自分の書き散らしたコードと対峙し続けていたので、人の目が入ってコードが綺麗になっていくのは面白い体験だったし、なんでもっと早くやらなかったんだろうと思った。 そんなわけで後半はクソコードを書きまくっては怒られ続けるみたいな日々が続いた。年の最後の方でようやく、テストを書いてから実装することを覚えた。面白機能を実装してはあちこちから火を吹いていた頃に比べると安心感があって、これも新鮮だった。人とコードを書くというのはこういうことかと思う。

あまり一つのことについて深く考える時間を取れない一年だった気がする。作業するのをやめてずっと考えていたいと思っていたけれど、そうもいかなかった。深く考える時間がなかったのか、注意が散ってしまって結果的に深く考えることができなかったのかはわからない。

夢日記を書くように気をつけていた時期があった。起きてすぐに書いた文章はあまりよくできていないことが多くて、推敲を重ねて多少満足のできるような文章にするのは、それまであまりやったことのないことだったこともあって面白かった。夢日記をつけていたら、夢の中で夢を見て、さらにその中で夢を見るということが何回か続いて、怖くなってしまった。最近はあまり夢を見ないので書いていない。

文章を書くことに慣れようと思って、短い文章をよく書いていた。iPhoneのメモに思いついた端からくだらないことを書き付けていたら、多少文章を書くハードルは下がった気がする。メモはその時に思ったことが曖昧なまま書き付けられていて、読み返すのは厳しい。

ふとしたきっかけで色々なことがわかって、結果的に毎日薬を飲む生活が始まった。薬を飲む前と飲んだ後で多少感覚に違いがあるのは興味深かった。何かが良くなったかと言われると何とも言えないのがつらいところだけど、今のところは続けていこうと思っている。

ウェルベックの服従を読んでいる。年が明ける前に読み終えるつもりだったけれど、結局半分くらい読んだところで年が明けてしまった。プラットフォームを読んだ時にも思ったけれど、主人公の何かを諦めたような、無気力な感じが良い。今年はあまり本を読まなかった。 http://hondana.org/hrykを見ると、数冊しか新しく追加されていない。

カミュ-サルトル論争をカバンに入れっぱなしにして、何回も読んでいたと思う。何回も読んでいると、サルトルの返事がうまいと思えてきた。特に書き出しの文章がいい。こういう文章を送りつけて絶交したいと思った。

新年の抱負は特にないけれど、もっとロボットのようになりたいと思う。

革命か反抗か―カミュ=サルトル論争 (新潮文庫)

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